時計の針
第九章 道
夏休みになった。
今日は、大翔とディズニーランドに来ています。
「混んでんな〜」
「夏休みだからねッ!」
私は、まだどっちも選べてない。
優柔不断でごめんね?
「雛乃、今日は混んでるけど楽しもう!」
「うん!!」
ディズニーランドまでは、楽しかったよ。
でもね、まさかこんな事が起こるなんて思わなかったよ…
「わざわざ、家まで送ってくれてありがとう。」
「あぁ!また遊ぼうな♪」
「うんっ!!」
「雛乃?」
この声…
まさかっ!!
「ゆうちゃん…」