時計の針
最終章 時計の針

夏休みも終わりに近づく。


もうすぐで



ゆうちゃんが帰ってしまう。


今すぐ返事を出さなきゃ。



でも、



どうしたら良いの!?


大翔とは、もう…


終わってしまったんだ。


もともと、付き合っていたわけじゃないし…


でも…


何でだろう。


心の中がもやもやする。


ちゃんと言わなきゃ!

















「で、話しって何??」

今、大翔と会ってる。

「あのさ、私…」

「俺、もう話す事なんかないから。」

私の言葉は、大翔によって消された。
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