満点の神様
「おら行ってこい」
さおりに背中を押されてあたしは先輩がいるクラスに向かった
呼び出しつおいて、クラスに行かせるなんてどんな神経してんだろ
3-2の準特クラスに先輩はいた
うちの学校は
特別進学クラスと
準特別進学クラス
進学クラスと
就職クラスに別れている
あたしの場合 ばかだから進学クラスなんだ
準特はスポーツ推薦の人も多いから先輩もそうなんだと思う
あたしはドアを開けた
「あの…」
「あ…えっ… 美羽みきっ!!」
「…はい」
あたしを呼んだその人は、めちゃめちゃキレイな瞳の持ち主だった

