Black loves 〜最強総長の彼女〜
「フッ、あんたみたいなお嬢さんがなんでこんなホストとキャバクラの町にいるの?」
風俗店、ホストクラブ、キャバクラ。
そんな下品な派手さと彼女のシンプルな白いワンピースは別世界のものにさえ見える。
「あたし、お嬢さんじゃないけど、ここの元No.1」
彼女は白く長い指先を1番大きな建物の風俗店に向けた。
「へぇ」
本当か嘘か。
初対面の俺には綺麗な外見と瞳からもそこまで判断することは出来なかった。