Black loves 〜最強総長の彼女〜


聞こえにくい
バイブ音が、床に置いたケータイから微かに鳴った。

「礼」

声の主は一瞬でわかった。

「春斗」

春斗は焦った声で、放課後なのにバックに野球をしているバッドどボールのカキーンという音もない。


「どうした?」

「俺の家来て」

俺は何も考えず

いきなりの電話の意味もわからず

とりあえず

部活まで休んだ春斗の元へ向かった。













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