キミがすき
「他の教科はともかく英語30点はヤバくね?」
わかってるもん…。
そんなことはさ……。
だって、しょうがないじゃん。
出来ないんだもん…。
「良くて、何点なの?」
「良くて……だから30点。」
「よ、良くて30点!?
有り得ないだろう…。」
いやいや…これがありえるんだなぁ。
「…だけどお前、昔は英語ペラペラじゃなかったか?」
「あれは…
フランス語だもん。」
「フランス語が出来んのになんで英語出来ねーんだよ。」
「………うるさい。」
そんなの私が聞きたいわ!
「…誰に言ってんの?“うるさい”なんて。
お仕置きだな……?」
そう言ってまたしても抱き着こうとしてくる大兄ちゃん…。
「ちょっ、ちょっと待って!
勉強は?いいかげん教えてもらわないとこっちも困るのよ!」
そう言って私は大兄ちゃんから素早く離れた。
わかってるもん…。
そんなことはさ……。
だって、しょうがないじゃん。
出来ないんだもん…。
「良くて、何点なの?」
「良くて……だから30点。」
「よ、良くて30点!?
有り得ないだろう…。」
いやいや…これがありえるんだなぁ。
「…だけどお前、昔は英語ペラペラじゃなかったか?」
「あれは…
フランス語だもん。」
「フランス語が出来んのになんで英語出来ねーんだよ。」
「………うるさい。」
そんなの私が聞きたいわ!
「…誰に言ってんの?“うるさい”なんて。
お仕置きだな……?」
そう言ってまたしても抱き着こうとしてくる大兄ちゃん…。
「ちょっ、ちょっと待って!
勉強は?いいかげん教えてもらわないとこっちも困るのよ!」
そう言って私は大兄ちゃんから素早く離れた。