キミがすき
私の学習机の椅子に座っていた大兄ちゃんは椅子から下りてこちらへ歩いてきた。


「…で、なんでこんなに遅くなったわけ?」

「そ、それは…」

「忘れてた…?」

ビクンッ…!

さっきより少し低めの声に言われたことが図星で体がビクンッと反応してしまった。


「フッ……図星か。」

大兄ちゃんは鼻で笑うと
私の肩に腕を乗せ、上から覗き込むようにして私の顔を見てきた。

「…そういう奴には、お仕置きが必要だな。」

そういうと、そのままキスをしてきた。

私は驚いていると息苦しくなり我に戻り口を開けたときだった。


「…ッ!?…ちょっ…やめ…ッ!?…ん…や…ぁ…んー…」

大兄ちゃんの舌が入ってきてますます苦しくなり…

そして、やっとのことで唇を離してくれた。

「よく出来ました。さて…、じゃあ、放課後は俺様を迎えに来い。
もちろん、この俺がいいと言うまで毎日だ。」

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