《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
目を凝らして再び眺めると
――それはやはり、自分が
思ったとおりの人物だった。
(莉央さんと………課長!?)
瞬時に表現が険しくなる
のが、自分でわかった。
二人は明らかに二人きりで
課長の片腕は莉央の腰に
まわされている。
莉央も、課長に寄り添う
ようにしていた。
(何やってんだよ?
二人はもう終わった
はずじゃ……)
本心はどうあれ間違いなく
関係は終わってると、そう
莉央は言ってたのに。
_
――それはやはり、自分が
思ったとおりの人物だった。
(莉央さんと………課長!?)
瞬時に表現が険しくなる
のが、自分でわかった。
二人は明らかに二人きりで
課長の片腕は莉央の腰に
まわされている。
莉央も、課長に寄り添う
ようにしていた。
(何やってんだよ?
二人はもう終わった
はずじゃ……)
本心はどうあれ間違いなく
関係は終わってると、そう
莉央は言ってたのに。
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