嬢王と夜王の偽装恋愛
主婦
「ん~我が家って感じ」


「我が家じゃね?」

「あはっ、そだねぇ」


「てゆかさぁ、あたしの指輪いつ
買いにいったの~?」

あたしと京介の指に光る
指輪。


「ん、内緒」


「ずるいしっ。」

「なにがだよ」


「お前、酒とタバコやめろよ?
俺も外で吸うから」


「え、あ、うん」


お酒やめれるかな・・・?


でもやめなきゃ。

ちびちゃんのため。


「あと、ヒール禁止。」

京介は玄関を指す。

ヒールの高さは女のの高さ。

キャバ嬢やってたから
来る高いのしか
ないからなぁ・・・。


「え~・・。」


「え~じゃねぇだろ。あぶね~じゃん」

「そぉだけど、あたしがペタンコの靴~?」

「ちびのためだよ」


「そぉだけど・・・」


「俺の言うこときけねーの?」

京介があたしの顎を持ち上げる。


「////きけます」

「ん、上出来」


ちゅ


またキスされた。


触れるくらのキス。


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