嬢王と夜王の偽装恋愛
あたしたちは、
沈黙もなく
何気ない話で
盛り上がった。



「京夜さん、おもしろすぎっ!!」


「・・・・」

京夜さんは、急に黙った。


「京夜さん・・・?」

あたしが、京夜さんを
覗き込むと、
手を引っ張られた。

「きゃっ」



「ん・・・・」


そのままキスされた。


あたしホスト嫌いだよ・・・?

でも嫌じゃない・・。

なんで・・・?

なんであたしにキスするの・・?

マクラにしたいの・・・?


お店に来いってこと・・・?

でも、ただのお客じゃやだ!

そんなキスはやだ・・。


ばんっ


あたしは、京夜さんを
押した。

「なんで・・・?なんで
そんなことするの・・・?」


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