嬢王と夜王の偽装恋愛
コンコン

「美姫さん、お願いします」

「はぁ~い」

美姫さんは、あたしの
耳元でこう言った。

京夜に手出したら
許さない。


やっぱり、元カレ。



美姫さんは、あたしのことを
ヘルプにつけてくれなかった。


「ご指名ありがとうございます。
松原さんっ」


「お、華恋ちゃん」


「失礼します。」

「何飲む?ドンペリ?」

「いいんですかぁ?」

松原さんは、ドンペリと
ボーイに言った。

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