嬢王と夜王の偽装恋愛
「会うだけで
なにか変わるかもじゃん?」

「・・・・」


あたしたちは結局
居酒屋をあとにした。


そして解散した。

あしたは、かすかな希望を
持ってコンビニに行った。


いてほしいような
いないでいてほしいような・・・。


そこには、背の高い、
キレイな顔立ちの
あなたがいた。



京夜さん・・・。


あたしの心臓は
バクバクしてる。

どうしたらいいか
わかんない。


すると京夜さんが
あたしに気づいた。



「莉依菜?」

その声は甘くて優しい・・・。

「京夜さん?」

あたしは平然を装った。

< 48 / 233 >

この作品をシェア

pagetop