嬢王と夜王の偽装恋愛
「久しぶり」

「うん・・・」

会話が続かない・・・。


「明日仕事休みだろ?俺にちょっと
付き合ってよ」



「やだしっ!あたしは忙しいの!」

ほんとはうれしいけど
あたしは気づかれちゃうから
強がった。


「どうせ暇だろっ!」

「ぁははっ、ばれた?」


やっぱり京夜さんといると
笑顔になれる。


もう隠さない大好き。



あたしはまた、
乗ることないと思ってた
セルシオに乗った。




京夜さんの香水のニオイ・・。



「どこ行くの~?」

「俺んち」


やば・・・


いまさらだけど緊張する。



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