嬢王と夜王の偽装恋愛
ゆいこが、
あたしに
美姫さんは、
気になった人にしか
握手しなんだよっ

って教えてくれた。

みんなの目ちょーこわ~。

「てゆか、莉衣菜だっけ?
入ってきたばっかのくせに
ちょっとうぜ~」

「まぢそれぢゃん?」

菜穂に、美鈴。

こいつらとは、一生性格
会わないんだろーな。




「ま~っま~っ、莉衣菜ちゃんも
入ってきたばっかなんだし!
あたし、愛那だから」


「愛那。」

「愛」

「ありがとうございます」

あたしは頭を下げた。


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