Voice




「社長。


私、もう、この格好、

耐えられないので、





早く着替えたいんですけど。」











社長は、納得したのか、

笑顔で頷いた。










「あぁ、そうだね!


事務所に帰ろうか!




うん。

是非、そうしよう!!



今日は、本当に頑張ったからね!

梓は、確かこの後は、

もう予定が無かったな!




明日から、大変だそ。





そうだ!!

今日は、直帰して、休みなさい。





うん!

そうしよう!」
















社長は、軽く梓の肩を叩いた。










…なんだろ??





社長の様子が、おかしい。





まるで、ワザと、梓を帰らせたい様子…。











< 172 / 369 >

この作品をシェア

pagetop