Voice
梓は、困惑そうな顔をして言った。










「えっ…。



俺、着替えとかもありますし、



事務所に荷物ありますから、

戻りますよ。」









しかし、社長は断固認めず、

首を振って言った。






「いや!

お前は、最近、

スケジュールが詰まってただろ。





荷物なんか、後で送っておく。





な?





マネージャー、しっかり、

梓を、自宅まで送ってやってくれ。」










今度は、マネージャーの肩を叩いた。





そして、何か思い出したように言った。












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