Voice



すると、

遠夜は、真剣な顔つきで言った。








「…そうだよ。

俺はその話聞いて、

正直、

こんな良い話ないって思った。



だから、

まだ諦めつかない。



美紀。

本当に梓とでいいの?




俺とがいいなら、

遠慮しないで!」








そうだよな…。

遠夜がいいなら、

絶対、遠夜との方が

やりやすいに決まってるし。




…よし。




決心して、私が頷くと、



それに梓が、

有無も言わせてくれなかった。







< 252 / 369 >

この作品をシェア

pagetop