Voice



そうこう

やってる内に、



『メロディ』の

リハーサルが終わって、

ナイトに変装した。







今日は、

ロケバスに乗って、

レイミさんも

近くまで出張してくれた。




気付かれたら、

大変だから、

細心の注意を払って。






バス内で、

メイクや

着替えを行った。




会場は、

スタッフさんが

言ってた通り、


野外だった。







この間の

『メロディ』の

ステージ会場とは違って、

遮る物は、何も無い。







「今日のコンセプトは、

『星空』

今日は、雨の心配も無くて

きっと、綺麗な夜空よ!!



”満天の星空の下、

男女二人が歌って

華麗にデビュー!”



素敵じゃない?」







高丘さんは、

手を組んで

目をキラキラ輝かせて、

そう言った。






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