Voice
「ナイトかぁ!

カッコいいじゃん!」








遠夜は、そう言って、私の肩を叩いた。








「うん!

ベルにナイト!

なんか、ロマンチックだね!」







私も、ナイトって名前が、

凄く気に入った。




何だか、幻想的だし、

『ナイト』って、夜の意味もあるけど、


騎士って、意味もあるでしょ?

なんだか、カッコいい!




社長は、嬉しそうに、頷き話を戻した。






「それと、だ。

デュエット名なんだが、

これも、厳選に厳選を重ねて、決めた!




その名も、



V・O・I・C・E。『Voice(ボイス)』。





お前達の声は、性別が反対であっても、

それぞれ、素晴らしい声を持っている!



この名前は、昨日の初めて、


合わせた歌を聞いて、思いうかべたんだ!」



ナイト…そしてVoice。

私は、この言葉を聞いて、胸を高鳴らせた。





これから始まるんだ。





 新しい世界が…。

私の歌が、広がって行くんだ!!!




 よし♪

頑張るぞー!!




おー!!


 
 
 

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