Voice
「実は、私達夫婦

RAINPRODUCTIONさん出の歌手のファンでして、



美紀に隠れて、ライブに行かせて、頂いてます!




特に、最近は、ベルさんの大ファンでして!




ぜひ、この美紀を、

ベルさんまでとは行きませんが、

育ててやって下さい!!」





父は、感動(?!)のあまり、

涙を流して言った。



社長は、安心した顔をして言った。






「本当ですか?!

それはそれはいつも

ご声援ありがとうごさいます!



美紀さんなら、ベルを越す日も近いかと…。」















ち…













「ちょっと、待ったぁ!」





私が、そう叫ぶと、

三人は、こっちを向いた。






「つまり…

つまりだよ。

私が、芸能デビューするのに対して、

ぜーん然、全く反対しないと言うこと?」







すると、父と母は、お互いの顔を見つめあい、

同時に頷いた。








「「もちろん!」」








…なんだか、うれしいのやら、悲しいのやら…。




とりあえず解決?したのであった。


< 80 / 369 >

この作品をシェア

pagetop