やきもち焼きな君

記念日


チュン チュン



「ん・・・・」




カチッ ジリリリリリリリリリリリリリ




「んーーーーーー・・・」




ジリリリリリリリリリリリリリリ




「あーーーー!うるせー!!」




バンっ!!




初めて目覚まし時計を使った




やっぱりこんなもの使うんじゃねーな・・・




すっきり起きた方がいい・・・




寝坊しても・・・




ってことでもう一回ねよう・・・・




そう思って布団の中にもぐって目を閉じた瞬間




窓になにかがぶつかる音がした




「あああーーーー?なんだーーーー?」




もそもそと布団から抜け出し窓の下を見たら




私服姿の郁斗がいた




「おーい!海斗ーーーー!今日 一緒にさぼらねー?」




「あーめんどくせーからいいー」




「お前、そんな事言ってたら螺那ちゃんに嫌われるぞー!」




「うるせー。」



窓を勢いよくしめ布団にもどる




目をとじうとうとしていたら今度はドアの叩く音がした




「・・・・・・・」




ドン ドン ドン




「・・・・・・・」




ドン ドン ドン




「・・・・・・・」




ドン ドン ド「うるせーよ!!」




「あっ出た」




「お前なんなんだよ!」




「だからー俺とさぼってどっかいこーぜーって」




「俺はそんなに暇じゃねーんだよ」













< 13 / 51 >

この作品をシェア

pagetop