リフレイン

「そっかぁ。まぁ確かにウチの特殊部隊はみんな仲良いからね♪」


「そうだな。ホントにここに来て良かったと思う」



戸田さんにどんな過去があるのかは知らない。



過去にどんな辛い出来事にぶち当たってきたのかも分からない。



でもいつかは、そんな辛かったことも、苦しかったことも話せる仲になりたいよ。



お互いを気にして言いたいことも言えない様な仲にはなりたくないから……



――〜♪♪♪〜〜



射撃訓練を終えると、ケータイが鳴った。



「はーい、水樹」



「水樹?久しぶり!!俺だけど」



「えっ!?あっ!!春兄!?」



電話の相手は5つ歳の離れた兄・春樹(はるき)からだった。
今はニューヨーク市警であたしと同じく、特殊部隊で働いている。


「おう、元気にしてたか〜?」



「めちゃめちゃ元気だよ〜!!春兄は?体壊したりしてない?」



「あぁ、大丈夫だよ。水樹こそあんま無理はすんなよ?体壊したら元も子もないからな」



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