リフレイン
「分かってるよ〜!!春兄こそ体壊さないように気を付けてよ?」
「はは、サンキューな水樹。」
相変わらず優しい春兄になんだか心が安らいだ。
「あ、そういや夏樹は元気にしてるか?最近連絡取ってないけど」
「夏兄?うん、元気だと思うよ!!電話はしてるし」
夏樹(なつき)はあたしの2番目の兄で25歳。
今は警察庁で特殊部隊として仕事をしている。
「まぁ近い内に3人で会おうぜ。」
「うん♪会お会お〜!!」
そして春兄との電話を切った後、女子更衣室でスーツに着替えた。
「――納得できません!!」
いきなり部屋の外から大声が聞こえたのであたしはびっくりして、部屋のドアを少しだけ開き、外を覗いた。
――…瑠樹也と……司令官?
「なんで俺がこの事件から外されなきゃいけないんですか!?そんなの納得できません!!」
「……今回の事件は…倉橋司令官を殺した張本人に関わる事件だ。仕事に私情を持ち込めば、いくら冷静なお前でも冷静ではいられなくなる可能性が高い。だから今回は……」
「俺は絶対に今回の事件から外れるつもりはありません!!いくらそれが司令官や本部からの命令だとしてもです!!」