リフレイン
それに…今は戸田さんのこともあるし。
ちょっと考えられないよ…
SPになるか、今の仕事を続けるか。
あたしには簡単には決められない。
「はぁ……」
あたしは溜め息を吐くと、オフィスのデスクに戻った。
――プルルルッ!!
オフィスの電話が鳴った。
「――はい、警備第一課です」
桐島ちゃんが電話に出た。
「――え!?はい、はい…分かりました!!すぐに伺います!!」
桐島ちゃんは素早く電話を終わらせるとこちらを見た。
「戸田さんが目を覚ましたようです!!」
えっ!?
戸田さんが!?
「み、みんな行こ!!」
あたしは立ち上がり、オフィスの出口に行った。
みんなも一緒にオフィスを出た。
戸田さん…
やっと話せる。
戸田さんが目を覚ましてくれることだけを願ってたから…
凄く嬉しいよ…!!
あたし達は急いで病院に向かった。
――病院。
「――あのっ!!戸田潤はどこに入院してますか!?」
あたしは受付嬢に聞く。
「戸田さんは……3階の306号室になりますね」
「ありがとうございます!!」
あたし達はエレベーターに乗る。