子うさぎのお世話




そして目的地に着くと、雪兎はめちゃくちゃ驚いた!



1‐Eの教室に近づくにつれて…とにかく女の子だらけ!



「「キャーーー!!」」



しかもまるでピンク色した悲鳴つき!



いったいどうなってるんだろう…と、そうっと人だかりの隙間から教室を覗いて見れば………



「………!!?」



そこには



「…いらっしゃいませ。」



「ご注文のアップルティーでございます。」



キラキラ、キラキラ…



黒い執事服に身を包んだいずれ劣らぬ美形達が……



頭にウサ耳やらネコ耳やら…おしりにまでちゃんとしっぽをくっつけて……!



(あきの言った通りだ…!)



感心しながら見ている先に



ひときわ目を惹く長身の背中を見つけた。







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