FLOWER PRINCESS


「そっか。でも、よかったよ。本当に。」

ミラに向かって微笑むジゼル。

「き、着替えたいから離して!」

ミラがそういうと素直に離れるジゼル。

ミラはすぐに鞄を取り、バスルームへと向かう。

勿論、バスルームの鍵はかけて。

「あぁ、ジゼルといると調子が狂うわ。」

ブツブツ何かを呟きながらすばやく着替えるミラ。

髪も梳かしてバスルームを後にする。

バスルームから出てきたミラ。

目の前には半裸のジゼルがいた。

「きゃぁぁぁぁ!!!」

顔を真っ赤にして手で顔を覆うミラ。

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