*クリスマスのキセキ*
「いい加減にして!!」


 あたしは、必死に瑛斗に体当たりした。



 このままじゃ、聖也が死んじゃう!!



 瑛斗が倒れ込んだ。



それでも、瑛斗は起き上がる。



「もう、止めて!!



あたしが悪いんじゃん!!



聖也は悪くない、殴るならあたし殴ってよ」



 瑛斗の目の前に立ちはだかって言った。
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