恋の病
たぞ。……じゃあここ、美山、代わりに読め。」

「はい。」

ガガっと椅子を引いた音が響く。

ふぅっと深い溜め息。
席につくと、もうさっきまでの"授業中"の様子に戻っていた。
ただ違うのはカリカリとノートを録っていた音は教科書を捲る音に変わっていた事だったり、今、誰かのお腹の鳴った音がもれていた事。

でも――…確かに少しは焦んなきゃな…

ほんとに今日は良いお天気だ。
眩しい位。


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