毒舌姫と俺様クールな王子様


‐―2日目―‐


「うーん…」



パチンパチン…



「「疲れてるね〜」」



「毎日書類だからな」



「さすがにあきるわな〜」



七海が書類整理をやつれた顔でやってるのを見てた3人。



上から双子、奏先輩、秋先輩。



水崎と一先輩と桐都先輩は今日は用事があるらしい。


一番うるさい人達が今日はいるってことだ。



あ、でも奏先輩はパソコンとかするだけだから、この中でわ一番マシだ。



問題なのがこの3人。



さっきから私の回りで何やらごちゃごちゃ言っている。



はっきり言ってスッゴい邪魔。



「あのさっきから何か用ですか?」



「「あのねーヒマなの遊ぼう?」」



「いや無理です。」



「「即答…?ちょっとだけだから〜」」



「遊ぶなら、秋先輩と遊んで下さい。同じようにヒマそうな顔してるし」



「ヒマそうな顔って…」



秋先輩が拗ねたのか、机につっぷして何かぶつぶつ言っている。



「ほら、ヒマそうでしょ?」


「「秋先輩と遊ぶの飽きた〜」」



「それでも、私は暇じゃないんで」



パチンパチン



「「ぶ―」」



パチンパチン



「「ねーってば」」



パチンパチン



「「…………」」



パチンパチン



「「こうなったら…」」



暫くして静かになったなと思い、仕事に集中してたら、再び双子達が来た。





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