屋敷の主

「またあなたの部屋まで案内します」

ジェイスはスタスタ歩きだした。

リシェナは慌てて後を追った。

変な人…
じっと見つめてくるのかと思えば、パッと表情を変えてしまうし…

リシェナはジェイスの背中を見ながら、少しだけ笑った。

「あなたは不思議な方ね。私なんかと結婚してくださって、でもあまり話さないし…見つめても何も言わない。気になってしまいますわ」
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