なんて素敵なご主人様ァ!?




「わー!!!タンマタンマ!!待てって!!な?なぁ?」


うざ・・・ッホント握り潰したくなる



だがひとまずここは冷静にと颯人の話を聞いた



「さっきのは冗談として、藤峰の跡取りが林檎ちゃんってのはほんとだ


で、お前に言いたいのは林檎ちゃんをオトして藤峰を自分のものにしちゃえば?ってことよ」




「・・・どうゆうことだ?」



話の意図が掴めない



「だからな、借金でもなんでも肩代わりしてやって林檎ちゃんを自分のものにしてそのまま結婚しちまえばいいだろ?ってハナシ」



あのアホ面と・・・




「結婚ン?!」




・・・・・



「無理だ!!!俺が耐えらんね!!!」






「えぇー即答!?」




あれと結婚とか、ぜったい無理だ、俺バカな奴無理



俺が颯人に言うと



「まぁ話してみれば案外気が変わるかもよ?」




と言って颯人はどこかへ行ってしまった




(イヤな予感がする・・・)
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