側にいて…
別れ
中3の冬。
「もぅ、終わりにしよう」たけるの声が誰もいない教室に響き渡る。そして私の心にも。
「それって別れたいってこと?」かすかに震える声。
「ごめん。なんか付き合ってる感覚なくなったわ」たけるは私にあやまった。
「なんで?よく意味がわからない」受け入れたくなくて私は否定した。本当はたけるが別れたいのはわかってる。でも受け入れたくなかった。 そのまま彼は私に背を向けて去ってしまった。当分そこから動けなかった。急に足が震えその場に座り込んでしまった。冷たい床が私の体を冷やす。でも目と心だけは熱い。目の奥が熱くて 涙がほほをつたった。私泣いてる。嫌だよ…泣きたくない。でも 涙は次々と溢れ出す。呼吸が荒くなって息が上手くできない。
「私…別れたんだ」そぅ思うと悲しくて寂しくて…涙が止まらない。
私は重い体を起して 学校をでた。家に着き リビングの電気をつけた。家には誰もいない。母と父は昔に離婚して私は母と2人ぐらし。父がいないから 母は夜遅くまで仕事。ずっと1人も もぅ慣れた。でも たけるがいたから1人じゃないって思ってた。でも今は1人…。やっぱり現実を受け入れたくないよ…。また 涙があふれる。別れの光景を思いだすとキシキシと心が痛む。1人って こんなに寂しかったっけ?
もぅ 男の人は信じない。私は心に誓った。


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