年上王子様とのアリエナイ××②


どれくらいそんな風に時間をすごしてたかな?


やがて新幹線がまもなくホームに着くことを確認してから
待合室を出てエスカレーターに乗ってホームに向かった。



「はぁ」



東京は思ったよりも暑くて

じわじわと汗をかきながら到着を待つ。


・・翔さん、少しでもいいから会いたかったな。

あたし今日翔さんのマンションに行ったんだよ?

すごく広くて、綺麗で。
会えないのは残念だったけど。

でもいいよね、ちゃんと帰って来るもんね。



あの家に。


二人の家に。



そう思っていた時だった。


「君は何でそういつも勝手なわけ?」

ポンっと頭に手を置かれる。


聞き間違い・・じゃない?

嘘・・じゃない?


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