おっさん女子高生
2章
「おぃ!千秋!桃子ちゃんって友永と付き合ってるらしいな!」
昼休みに親友である類がものすごい勢いで聞いてきた。類は僕が桃ちゃんを好きだと知っているからだ
「あ、それ違うから」
僕は落ち着いて答えた
だって昨日本人から聞いたからね
「え、だってさっきすげぇ噂になってたぞ?友永が告白して桃子ちゃんがオッケー出したって…」
「じゃあ、本人に聞いてみろよ」
ちょうどいいところに桃ちゃんが教室に入ってきた
「わかったけど、本当だとしても千秋倒れるなよ?なぁ桃子ちゃん!!」
類は大きい声で桃ちゃんをこっちに呼んだ
「何?類くん。あ、ちぃちゃんも」
僕は軽く笑った
「桃子ちゃんってまじで友永と付き合ってんのかよ?みんな噂してるけど」
「げっ!?…なんでこんなに早いの…」
「えっ!?とゆうことは嘘じゃねぇの!?」
「…………。…嘘ではない…」
ぬぁんだとぉぉぉ!?
桃ちゃんが友永とっ!?
あの筋肉ばかとっ!?