一緒にいてよ
「「頑張れ。」」

美和と凛からエールをもらい

清水のマンションの下へ歩いていった

さっきまでは落ち着いていた胸が

激しく動き出し

飛び出るほどドキドキしてる

はやく出てきてほしいけど

会うとぜったいテンパるし・・・・

あ~~~怖い

振られることは分かってるけど

パッと顔をあげたら

目の前から大好きでしょうがない清水が出てきた。

さっきより心臓が早く動く

「呼び出して・・・・ゴメン。」

清水は小さく首を振る

「あんな・・・・4年前からずっと・・・好きやった。」

言えた

「えっと、それで・・・あの彼女とか・・・おる?」

ヤバイおもっきり変なこと言ってるよ私

もう最悪

清水は恥ずかしそうに頷いた。

・・・いるんだ・・・

さっきから一言も話さない清水

「ごめんな。じゃぁ。」

最後は聞こえたか聞こえてないかわからないような

小さな声しか出なかった

「ありがとう。」

ハッキリ聞こえた清水の声

これ以上いたら泣いてしまう

とっさに思って

後ろへ走った

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