翼を失くした天使の羽音
「ダメだよ……待って!!」
再び目の前に現れた女のコ。
「はい……あげる」
満面の笑顔で、俺にもう1度、ピアスを差し出した。
「えっ?」
俺は戸惑った――けど。
「このピアスをどうするか……拾ったわたしの自由なら、あなたにあげる」
その笑顔がまぶしくて、素直に右手を差し出していた。
「……ありがとう」
小さくつぶやくと。
「このピアス、あそこのクリスマスツリーのお星様みたいに綺麗だから、2度と捨てようなんて思ったらダメだよ」
女のコは優しい声で、言ったんだ。
「……うん」
返事をしながら、クリスマスツリーを見上げた。
さっきまで灰色だった輝きが、一瞬でまぶしい光に変わっていた。
再び目の前に現れた女のコ。
「はい……あげる」
満面の笑顔で、俺にもう1度、ピアスを差し出した。
「えっ?」
俺は戸惑った――けど。
「このピアスをどうするか……拾ったわたしの自由なら、あなたにあげる」
その笑顔がまぶしくて、素直に右手を差し出していた。
「……ありがとう」
小さくつぶやくと。
「このピアス、あそこのクリスマスツリーのお星様みたいに綺麗だから、2度と捨てようなんて思ったらダメだよ」
女のコは優しい声で、言ったんだ。
「……うん」
返事をしながら、クリスマスツリーを見上げた。
さっきまで灰色だった輝きが、一瞬でまぶしい光に変わっていた。