出席番号1番
【期末テスト当日】(瑛斗視線)
「始め」
チャイム音とテスト監督の教師の声で問題用紙を開く。
『問題文は面倒でも最後まで読む。読み間違いや思い込みを防ぐために最低二回は読んで』
紗良が言っていた通りに問題を丁寧に読む。
「ん…?」
『f'(1)=-1,f'(2)=3,f(3)=5を満たす二次関数f(X)を求めよ』
なんか…
………………解ける。
なんか すごい…解ける。
一つ一つの問題を読むとそれに対する紗良の言葉を思いだす。
『高校数学なんて公式さえ覚えれば解けない問題はないから。それも中間期末ときたら余計。絶対解けるから自分が勉強した内容を思いだして』
問題は紗良に教えてもらった問題ばかり。
ヤベェ!ヤバすぎる!
小学校の時の足す引くのテストよりできる!
俺すげえ!ってか紗良すげぇ!
ってか、もう俺天才?
やばくね?
いやいやいやいや
紗良が鬼才だからか。
だってこんな問題普通解けねえし!
いつもならテスト開始10分でやれる問題終わって睡眠タイムに入るんに!
やべえ
紗良まじアゲ~