ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~
「おやすみ、まどか」
「おやすみ、裕香。パーサーとのいい夢が見られますように」
「もうっ! からかわないでって!」
カーテンを閉めて、ベッドへ入る。
携帯の画面を眺めながら、今朝、コウさんからもらったメールをもう一度確認した。
私を連れて行きたいところって、どこだろう?
それって、デート、なのかな?
とりあえず、返信しなくちゃ。
『どこに連れて行ってくれるのか、楽しみです』
これでいいかな?
短すぎる?
でも、もう疲れてまぶたが開かない。
眠りにつく直前、送信ボタンを押した。
起きた時も、寝る前も、今日はコウさんの事を考えていた。
だんだん、心の中にコウさんが占める割合が大きくなってきたのを感じる。