ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~
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ホールから出て、レストランへ向かおうとしたら、パーサーに止められた。
「気持ちは解るが、少し休みなさい。
自分の部屋で、仮眠をとるといいぞ」
パーサーの言葉に従って、少し眠ろうとベッドに入った。
今日は夜の勤務時間が長い。
また、パーサーと一緒のカウンター業務なのが、ちょっとだけ嬉しい。
失恋どころじゃない私。
まずは直属の上司に認めてもらうことが大事だって、『コウさん』があの夜、言っていた。
パーサーには何か、考えがあるらしい。
私にはわからないけれど……。