ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~
まさか、起きてたの?
そのまま、深まるキスに溺れる。
やっと解放されて、肩で息をする私に、とんでもない言葉を投げ掛けてきた。
「おはよう。
俺と同じ気持ちだったのなら、我慢しなくても良かったかな」
「おはようございます……って、何の話ですか?」
「百面相しながら起きて、何するのかと思ったら、寝込みを襲ってくれるなんてさ。
初心者なのに、なかなかやるな」
「起きていたんですかっ!?」
してやったりの表情を浮かべて、コウさんが耳元で囁く。
「目覚めてから、ずっと見てた。
ぐっすり眠ってるけど、そろそろお目覚めのキスでも……なんて思ってた」