ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~
 
☆☆☆☆☆☆☆☆

気持ちのいいタオル地のシーツ。

ぬくもりを背中に感じて、幸せ気分……?


コウさんに抱きしめられたまま、眠っていた。

昨夜の事を考えて、顔から火を噴きそうになる。


どんな顔をして挨拶すればいいのかわからない。


まずは、そっと腕から抜け出して、水を飲みに行こうと思った。


しっかりと私の胸を覆っている掌をはずして、それから腕を抜いて。


大丈夫、爆睡してるみたい。

……昨日の夜、きっとかなり疲れた、よね?

思い出すとまた、叫びだしたくなるほど恥ずかしい。


不自然な格好になったので、仰向けにして腕を身体の横に戻す。


やっぱり、寝顔が可愛く見えちゃうのは、惚れてるせいなんだろうな。

……今ならできるかも、私からキス。


昨日はありがとう、大好きという気持ちをこめて。

軽く唇に触れた瞬間。


私の後頭部をがしっと押さえる大きな手。


「んんん~~~~!?」


びっくりして目を開けたら、コウさんがにやりと笑っていた。

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