マネキン
愛香ちゃんは、静かに背中をさすってくれた。

「…っ…うぅ…。」




そのときだった。
「裕二…………。」

あのマネキンか……?
俺は、泣くのを止めて後ろを振り返った。




「お袋……?」

「裕二なんで泣いてるの?
女の子の前で(笑)

玄関開けっ放しで…風邪ひくわよ?
早く中入りなさい」


「お袋…!!!!」
< 46 / 55 >

この作品をシェア

pagetop