マネキン
嫌な予感がして叫んだ。

でも、押し入れを開けた後だった。

「…きゃあああ!!」

マネキンの山が、一気に崩れて落ちてきたんだ。





──そこにあったもの

ミイラになった…………紛れもなく親父だった。

そして、正也と真由美ちゃんと警察官2人の血の気のない生首もあった。
みんな笑っている。

同じ顔だ。

目を大きく開け、少し微笑んだ生首は…まるで…………マネキンだった。
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