特別機関『GQ』!!
風は丸くなり、渦を巻いていた。
まるで…
「小さな台風…いや、竜巻か?」
エンティが呟くと
「そう、竜巻。
しかもこれは周りの空気も取り込んで、さらに大きくなる。」
弥生は竜巻を手から離した。
みるみるうちに大きくなり、いろいろなものが舞う。
「やっかいだな…」
エンティは何かのスイッチを押した。
途端に上から、立方体の形をしたケースが落ちてきて、竜巻にすっぽりとかぶさった。
次第に竜巻は威力を失っていく。
「俺が開発した、特別な物質で作ったものだ。
何も通さない。空気もだ。
取り込める空気も無く、移動もできない。そんな状況で竜巻は威力を保っていられると思うか?」