特別機関『GQ』!!
「瑠都、ベルト貸して。」
「は?」
「早く‼」
瑠都は渋々ベルトをはずし、私に向かって投げた。
「ありがとっ」
私はそれをキャッチし、手に持つ。
「どうするんですか、それ。」
「教える義理はない。」
私はシュンに向かって走り出す。
そしてスライディングをした。
「なっ」
シュンは私をよけるために軽くジャンプをした。
《待ってました‼》
私はすかさず床に両手をつき、シュンの体を両足で上に思い切り上げる。
「くっ」
シュンの体は天井すれすれまでになった。
私も足に力を込め、シュンの背後に浮く。
そして瑠都から借りたベルトでシュンを拘束した。
「こんなもの…私が移動してしまえば簡単に抜けられますよ‼」
「いいえ。それはできないはずよ。」