特別機関『GQ』!!
対決の時
警視総監には車に残ってもらい、私達だけで降りた。

「ここか…」

ビルを眺め、正面玄関から入った。

ビルの中は同じ社員証のようなものをぶら下げている人達で賑わっていた。



「…何ここ…!!」

とたんに、心の顔が真っ青になる。


「どうした?」


「…犯罪者の声しか聞こえない…!!

ここにいる人…もしかしたら全員が…」


「どうやら、クソジシイの見解は正しかったみたいだな…」

瑠都が辺りを見回す。


「開始よ…!!」

私はフロントに座っている人の前に立った。

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