氷の壁 -あなたとの距離- 【中編】
side 梓
「名前は高浪 天音さん・・・誕生日は10月10日、血液型はA型」
「へぇ!目の日じゃん!」
なんだかずれているつっこみをする―詩織に、彼女のことを報告した。
・・・って、わたし、こんなの怪しまれないかなぁ!?
このことはもちろん詩織に頼まれてやっている。
「たかなみあまねちゃん・・・まねちゃん!うーん変かなぁ・・・ねまちゃん!ねまちゃんだ!!」
「・・・何言ってるの?詩織」
「高浪ちゃんのあだ名考えてんの。ねまちゃんってどお?」
「・・・いんじゃないかな」
本人は嫌がると思うけど・・・。
人の好みなんて分かんないしね。
詩織は昔から人にあだ名をつけるのが好きだ。
前にわたしのは思いつかなかったみたいなことを言っていた気がする。ほっ。
「へぇ!目の日じゃん!」
なんだかずれているつっこみをする―詩織に、彼女のことを報告した。
・・・って、わたし、こんなの怪しまれないかなぁ!?
このことはもちろん詩織に頼まれてやっている。
「たかなみあまねちゃん・・・まねちゃん!うーん変かなぁ・・・ねまちゃん!ねまちゃんだ!!」
「・・・何言ってるの?詩織」
「高浪ちゃんのあだ名考えてんの。ねまちゃんってどお?」
「・・・いんじゃないかな」
本人は嫌がると思うけど・・・。
人の好みなんて分かんないしね。
詩織は昔から人にあだ名をつけるのが好きだ。
前にわたしのは思いつかなかったみたいなことを言っていた気がする。ほっ。