氷の壁 -あなたとの距離- 【中編】
一番窓側の一番前に座っている同中のマドカがわたしにピースした。


多分、「同じクラスになれてよかったね」ってことだと思う。



わたしは指定されている席に座った。


“遠山”だから真ん中より後ろの方。


42人中32番だった。


机は一番後ろ。




席に着くと、彼女の席を探した。



女子全員のスカート丈をチェックする。



・・・ってわたしは変態か。
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