氷の壁 -あなたとの距離- 【中編】
・・・い、た。


スカート丈がひざ下で、靴下も白で微妙に長い子。



メガネをかけた、おさげの・・・




「あ、あのっ・・・」




自分の声で我に返った。


無我無心で、今やっと話しかけてしまったことに気がついた。



クラスのみんなの視線はわたしにささった。



そりゃそうだよね・・・。
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