神の承諾~純愛~
未来からの

招待

受験も近づいた10月14日。
夜眠ろうとした俺にあの感覚が走った。
そんな!?

スイッチも押してないのに!?

平行感覚は失われ、俺は感覚を取り戻した。


「未来へようこそ」
不敵な笑みを浮かべながらウェットスーツみたいなのを着たイケメン(20歳位か?)が言った。
ようやく自分が、なんか宇宙船のなかみたいな不可思議な所にいる事に気付いた。
「突然すまない。君は現時特派員に選ばれたんだ。」
初老の銀髪男性が階段?を降りながら言った。

「君には何の事だか分からないだろうが、我々の時空の派遣アンドロイドが誤作動を起こし、泉千尋さんを殺してしまったのだ。本当に申し訳ない。」

!?「な、なんで」
困惑する。当然だろ。
「だったら、あんたらが責任取れよ!!!」
怒鳴ってしまった。

「まーまー、キミがうまくやれば、千尋ちゃんは甦るんだからさ、抑えて抑えて」
イケメンがなだめる。

いけ好かない奴だと思いつつ

「あんたらに言われなくても俺が泉さんを救う!」

「それが救えないのじゃ、君にはアンドロイドの破壊をしてもらう。」
「アンドロイドって!それに泉さんは他殺じゃないって、」
「アンドロイドといっても君の先輩の藤田百合のことなのだよ。」


!?「じゃ、じゃあどうやって?」

「こんな風に」イケメンが消えた!?
「透明になれるって訳なんだよね。キミSFとか読まない訳?俺たちの科学力がキミたちのソレと同じわけ無いじゃん」クスクスと笑いながらイケメンは言った。
「そんで、スロープに出た千尋ちゃんを座標計算してぽ~~んと小突いた訳よ。」

「アンドロイドのコア、つまり脳や脊髄を破壊してくれればいい。」
さっきの初老のおじさんが言う。


「じゃが、今の君ではやられるのがオチじゃ。ここで特殊戦闘訓練を受けて貰い、現地で我が公安二課と共に仕留めてくれ。我々が君達の世界に干渉できる時間も人員も限られておるのじゃ。」


「・・・・話は分かりました。訓練は?」


































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